歴史・地理

法隆寺金銅釈迦三尊像台座裏の「墨書十二文字」について

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ISBN:978-4-86387-186-1
206頁/サイズ:B6
発売日:2024/2/23
発行所:(株)美巧社
著者:内田 久夫 編者:内田 尚仁

法隆寺金堂釈迦三尊像の台座の裏面から発見された十二文字の墨書は「陵の面に相まみえよ陵に葬られている死者の魂をしずめるためには」という意味であろうとされている。しかし文意の解釈は異説があり、未だ定説を見るに至っていない。この墨書の発見の意義はきわめて重いと考える筆者が、用字・用語・書風・文意・構文等の検討を通して、「当該一文の作者が表白しようとした確信的な認識が何であったか」を明らかにしようとした一冊。